土木工事において、岩掘削は避けられない部門であり、従来は火薬をつかう発破工法が主となっていました。しかしながら、周辺環境への振動・騒音の影響は大きく、発破の使用を制限されることも多くなっています。こうした環境において玉石重機では、油圧割岩機(パッカー)工法を提案しています。
まずクローラドリルで岩に穿孔し、油圧割岩機(パッカー)で穿孔箇所にクサビ状の先端を挿入し、中から押し広げることで、効率よく振動や騒音を出さずに割岩します。
大型ブレーカを用いても破砕に時間も消耗品もかかる花崗岩など硬岩の大型転石であっても効果的に割岩できます。
また、転石専用の穿孔と割岩を1台で行うドリル付パッカーも所有しています。