玉石重機では、工事現場で発生した土を処分することなく、加水装置を組み合わせた土質改良機でソイルセメントを製造し、現場で再利用する工法を、WCS(制御型加水ソイルセメント)工法と呼んでいます。
自走式土質改良機:SR-G2000をベースに改造し比例制御加水装置を組み入れることで、施工の現場において、現地発生土に固化材(セメント等)と制御された水分を加え、攪拌混合し、施工に適したソイルセメントを製造できます。これによりCSG工法やINSEM工法と同様な施工が可能となります。
また、自走式土質改良機で練り混ぜを行うため、固定型プラント設置などに比べ現場設備のコストダウンが図れるほか、改良機内部で撹拌が完了するため粉塵や固化材の飛散を極力抑えることができ、周辺への環境負荷の増大を抑えます。